家に置いてある固定電話は、個人宅ではもう不要という方も多いでしょう。
今では、法人でなんとなく、警備用の回線等で利用しているのが多いと思います。
では、不要の場合の解約方法などをご説明します。
そもそも固定電話って?
03-0000-1111
06-1111-1111
このような電話番号がついているのが固定電話です。
最初の数字が各都道府県や地域で異なっており、電話番号で地域を特定するという
ことも、昔の人ならばわかるでしょう。
電話の加入権の払い戻しはあるの?
昔のNTTで購入した電話加入権(施設設置負担金)は、残念ながら払い戻しはありません
これは、あくまで電話の設備を構築するための費用に利用されているためです。
ですが、勘違いしやすいのですが、電信電話債券というものを持っている方は
こちらは、2027年7月5日まで払い戻しを行っています。
電話を止める方法は?ここで説明しているのは、あくまでNTT東日本の例ですが、
電話加入権をもって電話を利用している場合は下記の2種類です。
・利用休止
こちらは、名前の通り電話を利用休止する手続きです。
ですが今使っている番号は2度と使えなくなりますので注意が必要です。
では、なにが休止なのか?ですが、電話の権利の部分です。
昔購入した電話の権利をNTTが無料で半永久的に預かってくれます。
ただし、5年ごとの更新で、更新を忘れると破棄されてしまいますので
注意が必要で、更新はNTTに電話かWEBで申し込みが必要です。
0120-116116で手続き可能です。
電話の権利は持っていれば、次回、昔ながらの固定電話を付ける場合は
その権利を使って、再度番号は変更になりますがつけることは可能です。
ですが、再度、工事料金や初期費用は発生するのであまり意味はないかもしれません。
さらに、利用休止の手続きには、1度だけ3300円の工事料金が発生します。
今は、権利を持たないプランでも月額料金275円高いだけですし、
初期費用が発生するのは一緒です。
今の時代であっても、光回線を使った電話が一般的ですし、スマートフォンの普及もありますので、無駄に工事料金を払ってNTTに権利を預かる必要性は低いと思います。
・加除
利用中止の反対が加除の手続きです。
これは、権利も放棄して何もなくして良いというものです。
利用中止と違って権利は消滅する代わりに、工事料金も発生しません。
個人的にはこちらをお勧めします。
どちらにしろ、止めた瞬間今までの番号は使えなくなります。
別記事で、電話の種類を説明しておりますので参考にしてください。
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