NTT東日本が、ISDN回線(INS64)のディジタル通信モード終了発表をしました。
2024年1月より段階的に利用ができなくなります。
デジタル通信モード?うちの会社は大丈夫?
ISDN回線を使っているかは請求書で確認できるわ
ISDN回線を利用している場合
ISDN回線はINS64とも呼ばれており、請求書にはそのような記載があれば利用しています。
ですが、ISDN回線が終了すると勘違いされている方も多いと思いますが、
実際は、ISDN回線の機能の一部が終了するのでほとんどの場合は影響がないです。
その機能の一部というのが、「ディジタル通信モード」と呼ばれるものです。
ディジタル通信モード
これを使っているのは、現在となっては、
一部の会社等で、昔は高品質通信が確保できるため利用していました。
具体的には、ISDN用の「G4FAX(ジーフォーファックス)」と呼ばれるもの。
これが、ディジタル通信モードを利用して通信を行っているため、終了すると利用できなくなります。
複合機や、FAXがこれにあたる場合は、メーカーなどに問い合わせ、
アナログ用のFAX等に交換が必要になります。
その他にも、昔の機器で、使っている場合があるので、各個人で確認が必要です。
NTT東日本に問い合わせをしても、各個人で使っている機械まではわかりませんのでご自身で調べましょう。
通信を利用してるかわかる方法は?
最近は、インターネット通信が主流なので、このディジタル通信モードは古い機械で使っていることがあります。
基本的には機械メーカーに問い合わせが一番ですが、通信しているかどうかを判別する方法としては、NTT東日本からの請求で見ることもできます。
請求書の中に「情報料」「通信料」が入っていれば使っている可能性が高いです。
通常はISDNですと「通話料」が一般的なので、それ以外の項目になるとディジタル通信モードを利用しているということになります。
最後に
ISND回線が終わるので、電話が使えなくなるの?という不安な方もいるでしょうが、
機能の一部が停止するだけなので、ISDN回線での電話は使えます。
古いサービスなので、光を利用したサービスへの移行は検討したほうがいいでしょう。
昔は、ISDNだと、2番号(iナンバ)を持てたりして便利できたが、
今は、光回線のサービスでももっと安く利用できる場合があります。
一緒にサービス終了する「マイライン/マイラインプラス」というサービスは、
電話回線自体は、NTT東日本で契約してるけど、通話する部分だけはKDDIで話をするというように、通話部分だけを別の会社で指定するサービスです。
このような場合は、電話基本料金と通話料金が別の会社から請求が来ているはずです。
こちらも、終了するとNTT東日本の通話料金になるだけなので、
電話を利用する分には問題ないでしょう。
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